おおさむ
新型コロナウイルス感染拡大の中、免疫力が自分の身体を守ってくれているのだとおもう。ステイホームで運動することが減ってきたが、心まで運動不足にならないように。
心の運動不足とは好奇心をなくしてしまうこと。
人を貶すことは簡単だし、人の言ったことに反対するのには頭は使わない。否定すればいいのだから、ますます心を使わなくなってしまう。
「ない」からは何も生まれない。
「ノー」は変化を否定する。
相手の話を初めからノーの気持ちで聞いていると何も変わらないし何も生まれない。「あるなあ」と言う気持ちで聞いていると生まれてくるものがある。
新しい何かがヒョコッと芽生えて来るのがわかるし、それを大事に育ててみようとおもわない?
否定するより遥かに大きなエネルギーを必要とするのだけれど。
道端に落ちているゴミを拾うにも意外と力を使うものなのよ。
近づいていって腰をかがめて指で摘んで駅のゴミ入れに運ぶ。
すると、その手の中のゴミは既に資源という姿に生まれ変わっているんよ。
他を否定することで自分の立場を確保しないでよ。「イエス」と言ってからお互いの立場を探してゆけば痛みは減るはず。もちろん大変な時間がかかるけど。